
ゲーミングPCとモニターを接続しようとしたとき、「DisplayPortってどこにあるの?」と迷ってしまうことはありませんか?
PCの背面を見ると、似たような端子がたくさん並んでいます。しかも、DisplayPortらしき端子が上と下の2か所にあると、「どっちに挿せばいいの?」と余計に分からなくなってしまいますよね。
特に初めてゲーミングPCを購入した方にとって、グラフィックボードやマザーボードといった言葉は少し難しく感じるかもしれません。
でも、ポイントさえ分かればそれほど難しくありません。
この記事では、ゲーミングPCのDisplayPortがどこにあるのか、正しい接続場所の見分け方から、DisplayPortが見つからない場合や接続しても映らない場合の対処法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
144Hz・165Hzなどのゲーミングモニターを使うときの設定についても紹介しますので、ぜひ順番に確認してみてください。
ゲーミングPCのDisplayPortはどこにある?
ゲーミングPCのDisplayPortは、多くの場合PC本体の背面にあります。
ただし、ここで注意したいのが、「DisplayPortらしき端子があれば、どこに挿しても同じ」というわけではないことです。
ゲーミングPCでは、マザーボード側とグラフィックボード側の両方に映像出力端子が用意されていることがあります。
まずは、この2つを見分けるところから始めましょう。
基本はPC背面のグラフィックボード側にある
ゲーミングPCでゲームを楽しむためにモニターを接続する場合は、基本的にグラフィックボード側のDisplayPortを使用します。
PCを背面から見た場合、グラフィックボードの映像端子は比較的下のほうに横並びになっていることが多いです。
DisplayPortのほかにHDMIなどの映像端子がいくつか並んでいれば、グラフィックボード側である可能性が高いでしょう。
ただし、PCケースや構成によって位置は異なります。
「絶対に下側」と覚えるのではなく、グラフィックボードから出ている端子なのかを確認することが大切です。
マザーボード側とグラボ側の見分け方
PC背面の上のほうには、USB端子やLAN端子、オーディオ端子などがまとまっている場所があります。
ここにHDMIやDisplayPortが付いている場合、それはマザーボード側の映像端子である可能性が高いです。
一方、そこから少し離れた場所に横一列で並んでいる映像端子は、グラフィックボード側であることが一般的です。
簡単に覚えるなら、次のように考えると分かりやすいです。
・USBやLANと一緒に並んでいる映像端子=マザーボード側
・映像端子がまとまって別の場所に並んでいる=グラフィックボード側
ゲーミングPCにグラフィックボードが搭載されている場合は、基本的に後者へモニターを接続します。
DisplayPort端子の形とHDMIとの違い
DisplayPortとHDMIは形が少し似ているため、初めて見ると迷うことがあります。
一般的なDisplayPort端子は長方形に近い形をしており、片側の角が斜めにカットされているのが特徴です。
HDMIは左右が斜めになったような形なので、端子の形をよく見ると区別できます。
ケーブル側にも同じ形のコネクターがあります。
形が合わないときは無理に押し込まず、端子の種類と向きをもう一度確認しましょう。
ゲーミングPCのDisplayPortはどこに挿すのが正しい?
DisplayPortの場所を見つけても、「上と下のどちらに挿せばいいの?」と迷うことがあります。
グラフィックボードを搭載した一般的なゲーミングPCであれば、モニターはグラフィックボード側へ接続するのが基本です。
グラボ搭載PCはグラボ側に接続する
グラフィックボードは、ゲームなどの映像処理を担当するパーツです。
せっかくゲーム向けのグラフィックボードを搭載していても、モニターの接続先を間違えると、想定した方法で映像を出力できない場合があります。
ゲーミングPC+グラフィックボード+モニターという一般的な環境なら、まずグラフィックボード側のDisplayPortを探してください。
購入したばかりのゲーミングPCで「モニターが映らない!」となった場合も、最初に接続場所を確認してみましょう。
DisplayPortが複数ある場合はどこに挿す?
グラフィックボードによっては、DisplayPortが2つ、3つと複数搭載されています。
初めて見ると「DP1に挿すの?DP2?」と悩んでしまいますが、通常は利用できるDisplayPortのいずれかに接続すれば使用できます。
ただし、グラフィックボードやモニターの仕様、複数画面の構成などによって条件が異なる場合があります。
うまく映らない場合は、別のDisplayPortへ差し替えて確認するのもひとつの方法です。
マザーボード側に挿すとどうなる?
マザーボード側のDisplayPortに接続した場合、CPU内蔵のグラフィックス機能を使って映像を表示する構成があります。
しかし、すべてのCPUに内蔵グラフィックス機能が搭載されているわけではありません。
注意:マザーボード側の端子に接続すると、「何も映らない」ということもあります。
ゲーミングPCにグラフィックボードが搭載されているなら、まずグラフィックボード側への接続を確認するのが分かりやすいでしょう。
マザーボード側にもDisplayPortがあるのはなぜ?
「グラボ側に挿すなら、上にあるDisplayPortは何のため?」
そんな疑問も出てきますよね。
マザーボード側の映像端子にも、きちんと役割があります。
CPU内蔵グラフィックスを利用するときに使う
CPUの中には、映像を表示するためのグラフィックス機能を内蔵している製品があります。
この機能を利用するPCでは、マザーボード側にあるHDMIやDisplayPortから映像を出力できます。
グラフィックボードを搭載していないPCでは、こちらを利用するケースも珍しくありません。
CPUによっては接続しても映らない
ここで注意したいのが、マザーボードにDisplayPortが付いているからといって、必ず映像が出るとは限らないことです。
CPUに利用可能な内蔵グラフィックス機能がなければ、端子が存在していても映像を出力できない構成があります。
自分のPCが対応しているか分からない場合は、PC本体やCPU、マザーボードの製品仕様を確認してください。
グラボ装着時に内蔵GPUが無効になっている場合もある
PCの構成やBIOS・UEFIの設定によっては、グラフィックボードを搭載するとCPU内蔵グラフィックスが無効になっていることがあります。
この状態では、マザーボード側のDisplayPortへモニターを接続しても画面が表示されない場合があります。
初心者の方が無理にBIOSの設定を変更する必要はありません。
グラフィックボード側の端子が利用できるなら、まずそちらへ接続しましょう。
グラボ側とマザーボード側から同時出力できる?
PCの構成や設定によっては、グラフィックボード側とマザーボード側の両方から映像を出力できる場合があります。
ただし、CPU内蔵グラフィックスへの対応やBIOS・UEFI設定などが関係するため、すべてのゲーミングPCで利用できるわけではありません。
複数のモニターを使いたいだけなら、グラフィックボードに複数の映像出力端子がある場合は、まずそちらを利用するほうが分かりやすいでしょう。
DisplayPortが見つからないときに確認すること
PCの背面を何度見てもDisplayPortが見つからない場合は、次のポイントを確認してみましょう。
端子に保護キャップが付いていないか確認する
購入したばかりのPCやグラフィックボードでは、端子に保護用のキャップが付いている場合があります。
キャップが付いていると、一見しただけではDisplayPortだと気づかないことがあります。
背面にゴムやプラスチックのキャップがあれば、その下に端子がないか確認してみましょう。
PCケースの奥に端子が隠れていないか確認する
グラフィックボードの端子は、PCケースの開口部分より少し奥まった位置にある場合があります。
暗い場所では見えにくいので、PCの電源を切った状態で明るい場所から確認すると見つけやすくなります。
スマートフォンのライトを使って確認するのもよいでしょう。
購入したゲーミングPCの仕様表を確認する
見た目だけで判断できない場合は、PCの製品ページや説明書を確認するのが確実です。
「映像出力」「ディスプレイ出力」「DisplayPort」「DP」などの項目を探してみてください。
グラフィックボードの型番が分かる場合は、その製品の公式仕様から映像出力端子を確認する方法もあります。
そもそもDisplayPort非搭載の場合もある
すべてのPCにDisplayPortが搭載されているわけではありません。
製品によってはHDMIのみだったり、USB-Cなど別の方法で映像を出力したりする場合があります。
「どうしても見つからない」というときは、最初から搭載されていない可能性もあります。
ゲーミングPCにDisplayPortがない場合はどうする?
DisplayPortがないからといって、モニターを接続できないとは限りません。
PCとモニター双方にどの端子が用意されているのかを確認しましょう。
HDMIしかない場合はHDMIを使っても大丈夫?
PCとモニターの両方に対応するHDMI端子があれば、HDMIで接続できます。
「ゲーミングPCなら絶対にDisplayPortでなければならない」というわけではありません。
利用できる解像度やリフレッシュレートは、PC・グラフィックボード・モニター・端子のバージョンなどによって異なります。
自分が利用したい解像度やリフレッシュレートに対応しているか、各製品の仕様を確認しましょう。
HDMIとDisplayPortは変換できる?
変換アダプターや変換ケーブルを利用できる場合があります。
ただし、ここで注意したいのが「変換する方向」です。
DisplayPortからHDMIへの変換と、HDMIからDisplayPortへの変換は同じではありません。
製品によって対応する入力側と出力側が決められていることがあるため、購入前に「PC側が何端子で、モニター側が何端子なのか」を確認してください。
USB-CからDisplayPortへ接続できる?
対応したUSB-C端子であれば、USB-Cを利用してDisplayPort映像を出力できる場合があります。
DisplayPortの規格を管理するVESAでは、USB-Cコネクターを利用して映像や音声を伝送する「DisplayPort Alt Mode」が規定されています。
ただし、USB-C端子ならすべて映像出力に対応しているわけではありません。
PCの仕様表で映像出力への対応を確認することが大切です。
変換アダプターを購入するときの注意点
変換アダプターを選ぶときは、端子の形だけで決めないようにしましょう。
購入前に確認したいポイント
- PC側の出力端子
- モニター側の入力端子
- 接続したい解像度
- 利用したいリフレッシュレート
- 変換方向
「端子の形は合っているのに希望する設定が使えない」とならないよう、製品仕様を確認してから選びましょう。
DisplayPortとHDMIはゲーミングPCならどっちがおすすめ?
DisplayPortとHDMIの両方があると、「ゲームにはどっちを使えばいいの?」と迷いますよね。
どちらにも特徴があるため、利用する機器に合わせて選ぶのが基本です。
DisplayPortが向いているケース
PC用のゲーミングモニターを接続する場合、DisplayPortは有力な選択肢です。
高解像度や高リフレッシュレートなどに対応する規格があり、PCとモニターの組み合わせで広く利用されています。
また、VESAのAdaptive-Syncなど、ゲーム時の滑らかな表示に関係する機能にも対応しています。
ただし、利用できる機能はPCやグラフィックボード、モニターなどの対応状況によって異なります。
HDMIが向いているケース
HDMIはPCモニターだけでなく、テレビや家庭用ゲーム機などでも広く利用されています。
PCとテレビを接続したい場合や、モニターにHDMIしかない場合には便利です。
新しいHDMI規格に対応した機器であれば、高解像度・高リフレッシュレートで利用できるケースもあります。
「DisplayPort=必ずHDMIより優れている」と単純に考える必要はありません。
144Hz・165Hzなど高リフレッシュレートで使う場合
144Hzや165Hz対応のゲーミングモニターを購入した場合は、PC・モニター・接続端子・ケーブルが目的のリフレッシュレートに対応しているか確認しましょう。
リフレッシュレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のことです。60Hzなら1秒間に60回、144Hzなら144回というイメージです。
数値が高いほど動きが滑らかに感じられやすく、特に動きの速いゲームでは違いを感じやすくなります。
4Kゲーミングで使う場合
4Kでゲームを楽しみたい場合も、「DisplayPortだから大丈夫」と端子名だけで判断することはできません。
4Kという解像度に加えて、60Hz・120Hz・144Hzなど、どのリフレッシュレートで利用したいのかによって必要な環境が変わります。
PC側のグラフィックボードとモニター双方の仕様を確認し、それに対応したケーブルを利用しましょう。
ゲーミングモニターをDisplayPortで接続するメリット
DisplayPortは、PCとモニターを接続するために広く利用されている映像インターフェースです。
では、ゲーミングPCで利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
高リフレッシュレートを利用しやすい
対応するPC・モニター・ケーブルを組み合わせれば、高いリフレッシュレートで映像を表示できます。
FPSやアクションゲームなど画面の動きが速いゲームでは、滑らかな映像表示が快適さにつながることがあります。
ただし、実際に選択できるリフレッシュレートは使用するディスプレイや接続環境によって変わります。
可変リフレッシュレートを利用できる環境がある
ゲームでは、PCが出力するフレームとモニター側の表示タイミングが合わないことで、映像にズレが見えることがあります。
対応する環境では、可変リフレッシュレートなどの技術を利用することで、より滑らかな映像表示が期待できます。
利用したい場合は、グラフィックボードとモニターが対応している機能を確認しましょう。
モニター性能を活かすにはPC側の設定も重要
ここは意外と忘れやすいポイントです。
144Hzや165HzのモニターをDisplayPortで接続しただけで、自動的に希望するリフレッシュレートへ設定されるとは限りません。
Windows側の設定も確認しましょう。
DisplayPortケーブルを選ぶときのポイント
DisplayPort端子があれば、どんなDisplayPortケーブルでも同じというわけではありません。
特に高解像度・高リフレッシュレートで利用したい場合は注意しましょう。
モニター側にもDisplayPort入力があるか確認する
まず確認したいのがモニター側です。
PC側にDisplayPortがあっても、モニター側に対応する入力端子がなければ、そのままDisplayPortケーブルで接続することはできません。
モニター背面や側面、製品仕様を確認しましょう。
DisplayPort 1.2・1.4・2.1などの違い
DisplayPortには複数の世代があります。
新しい世代になるにつれて映像伝送能力などが拡張されていますが、「数字が一番大きいものを買えばいい」と考える必要はありません。
大切なのは、自分のPCとモニターで利用したい解像度やリフレッシュレートに対応できるかどうかです。
なお、DisplayPort規格は現在も更新されているため、購入時点でPCやモニターのメーカーが案内している仕様を確認するのがおすすめです。
解像度とリフレッシュレートに合ったケーブルを選ぶ
フルHD・WQHD・4Kなどの解像度と、60Hz・144Hz・165Hzなどのリフレッシュレートを組み合わせると、必要となる伝送能力が変わります。
高性能なモニターを購入したのに期待した設定を選べない場合、ケーブルを含めた接続環境が関係していることもあります。
PC・モニター・ケーブルの組み合わせを確認する
DisplayPortを使うときは、
・PC
・モニター
・ケーブル
を見るのではなく、3つをセットで考えるのがポイントです。
どこかひとつが目的の仕様に対応していなければ、希望する解像度やリフレッシュレートで利用できない可能性があります。
DisplayPortケーブルの正しい挿し方・抜き方
DisplayPortケーブルを初めて使うと、「思ったより挿しにくい」と感じることがあります。
端子を傷めないためにも、力任せに扱わないようにしましょう。
端子の向きを確認して接続する
DisplayPortには向きがあります。
コネクターとPC側の端子の形を確認し、まっすぐ差し込みましょう。
うまく入らない場合は、一度抜いて向きを確認してください。
挿さらないときは無理に押し込まない
少し力を入れても入らない場合は、端子が違っていたり、上下が逆だったりする可能性があります。
無理に押し込むのはNGです。端子を傷めるおそれがあるため、HDMIと間違えていないかも確認してみてください。
ロック付きDisplayPortケーブルの外し方
DisplayPortケーブルの中には、簡単に抜けないようロック機構が付いた製品があります。
このタイプは、そのまま強く引っ張らないよう注意してください。
コネクター部分のボタンなどでロックを解除してから抜きます。
ケーブルによって構造が異なるため、外れないときは製品の説明を確認しましょう。
DisplayPortでモニターが映らないときの原因と対処法
DisplayPortを接続したのに画面が真っ暗だと、「PCが壊れた?」と焦ってしまいますよね。
でも、接続や設定を見直すだけで解決するケースもあります。
簡単なところから順番に確認しましょう。
グラボ側に接続されているか確認する
最初に確認したいのが接続場所です。
グラフィックボード搭載PCなら、モニターのケーブルがグラフィックボード側のDisplayPortに接続されているか確認してください。
マザーボード側へ間違えて挿していないかもチェックしましょう。
モニターの入力切替を確認する
モニターには「HDMI」「DisplayPort」など複数の入力が用意されている場合があります。
ケーブルをDisplayPortへ変更しても、モニター側がHDMI入力のままだと映像が表示されないことがあります。
モニターのメニューから入力ソースを確認し、「DisplayPort」や「DP」を選択してください。
ケーブルを挿し直す
単純ですが、ケーブルの差し込みが不十分なこともあります。
一度PCとモニターの電源を切り、DisplayPortケーブルを両側とも挿し直してみましょう。
別のDisplayPort端子を試す
グラフィックボードに複数のDisplayPortがある場合は、別の端子へ接続してみる方法もあります。
これによって特定の端子だけに問題があるのかを切り分けやすくなります。
HDMIでは映るか確認する
PCとモニターの両方にHDMI端子があるなら、HDMIで映像が表示されるか試してみる方法もあります。
HDMIでは映るのにDisplayPortでは映らないのであれば、DisplayPort側のケーブル・端子・設定などに原因がある可能性を絞り込みやすくなります。
グラフィックドライバーを確認する
映像表示に問題がある場合、グラフィックドライバーが関係していることもあります。
Windows Updateやグラフィックボードメーカー、PCメーカーの案内を確認し、必要に応じて最新の適切なドライバーへ更新しましょう。
解像度やリフレッシュレートを確認する
設定している解像度やリフレッシュレートが接続環境に合っているかも確認しましょう。
特にモニターやケーブルを変更した直後に問題が発生した場合は、設定を見直してみてください。
DisplayPort接続後にWindowsで確認したい設定
無事に画面が映ったら、あと少しです。
ゲーミングモニターを購入した場合は、Windows側の設定も確認しておきましょう。
モニターが正しく認識されているか確認する
Windowsでは「設定」から「システム」→「ディスプレイ」と進むと、接続しているディスプレイを確認できます。
複数のモニターを接続している場合は、それぞれが認識されているか確認しましょう。
適切な画面解像度に設定する
ディスプレイ設定では画面の解像度も変更できます。
基本的には、使用しているモニターに適した推奨解像度を選択するとよいでしょう。
文字や画面が不自然に大きい・小さいと感じる場合も、解像度や拡大率を確認してみてください。
リフレッシュレートを144Hz・165Hzなどに設定する
Windowsでは、対応するディスプレイのリフレッシュレートを「ディスプレイの詳細設定」から変更できます。
Windows 11の場合は、
「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「ディスプレイの詳細設定」
と進み、「リフレッシュレートの選択」から利用可能な数値を選びます。
選択できる数値は、使用しているディスプレイや接続環境によって異なります。
メインディスプレイを設定する
モニターを2台以上使っている場合は、ゲームを表示したいモニターをメインディスプレイに設定しておくと便利です。
Windowsのディスプレイ設定から対象のモニターを選び、画面の配置なども実際の机上の位置に合わせておきましょう。
144Hz・165Hz対応なのに60Hzしか選べない原因
「165Hz対応のゲーミングモニターを買ったのに、Windowsでは60Hzしか選べない!」
これは初めてゲーミングモニターを使うときに戸惑いやすいポイントです。
Windowsのリフレッシュレート設定を確認する
まず、Windowsの「ディスプレイの詳細設定」を確認してください。
モニターが対応していても、現在の設定が60Hzになっている場合があります。
利用できるリフレッシュレートが表示されていれば、目的の数値へ変更します。
ケーブルや接続端子の仕様を確認する
希望するリフレッシュレートが選択肢に表示されない場合は、使用している端子やケーブルの仕様を確認します。
モニターが165Hz対応でも、すべての入力端子で同じ条件に対応しているとは限りません。
製品の説明書や公式仕様で確認しましょう。
モニター側の設定を確認する
モニターによっては、本体の設定メニューで高リフレッシュレートに関係する機能を有効にする必要があります。
設定方法はメーカーや製品によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
解像度との組み合わせを確認する
利用できるリフレッシュレートは解像度との組み合わせによって変わることがあります。
Microsoftも、Windowsに表示されるリフレッシュレートはディスプレイが対応する内容によって異なると案内しています。
「モニターが165Hz対応だから、どんな設定でも165Hzになる」とは限りません。
マルチモニターでDisplayPortを使う方法
ゲームをしながら攻略情報を見たり、動画やチャットを表示したりするために、モニターを2台使いたい方もいるでしょう。
DisplayPortはマルチモニター環境でも利用できます。
基本はグラボ側の複数端子へ接続する
グラフィックボードにDisplayPortやHDMIなど複数の映像出力端子がある場合は、それぞれへモニターを接続します。
例1
1台目:DisplayPort
2台目:DisplayPort
例2
1台目:DisplayPort
2台目:HDMI
実際に利用できる台数や組み合わせは、グラフィックボードなどの仕様を確認してください。
DisplayPortとHDMIを併用しても大丈夫?
対応する機器であれば、DisplayPortとHDMIを併用して複数のモニターへ映像を出力できます。
「全部DisplayPortに統一しないといけない」というわけではありません。
それぞれのモニターで必要な解像度やリフレッシュレートを考えて接続方法を選びましょう。
2台目のモニターが映らないときに確認すること
2台目が映らない場合は、まずケーブルの接続とモニター側の入力切替を確認します。
Windowsでは「Windowsキー+P」から、「複製」「拡張」などの表示方法を選択できます。
2画面を別々の作業スペースとして利用したい場合は「拡張」を選択します。
それでも認識されない場合は、Windowsのディスプレイ設定やグラフィックドライバーなども確認してみましょう。
ゲーミングPCのDisplayPortに関するよくある質問
最後に、DisplayPortについて初心者の方が疑問に感じやすいポイントをまとめました。
DisplayPortはPC背面のどこにありますか?
ゲーミングPCでは、PC背面にあるグラフィックボード部分にDisplayPortが搭載されていることが一般的です。
USBやLAN端子などと一緒にまとまっている部分ではなく、別の場所に映像端子が横並びになっていないか確認してみましょう。
上側のDisplayPortに挿しても大丈夫?
上側にある端子がマザーボードのDisplayPortだった場合、PCの構成によっては映像が表示されないことがあります。
グラフィックボードを搭載したゲーミングPCなら、基本的にはグラフィックボード側のDisplayPortへ接続しましょう。
DisplayPortはどの端子に挿しても同じ?
グラフィックボードに複数のDisplayPortが搭載されている場合、通常は利用可能な端子へ接続できます。
ただし、製品や使用環境によって仕様が異なる場合があるため、問題が起きた場合は説明書やメーカーの仕様を確認してください。
DisplayPortがないゲーミングPCもある?
あります。
PCやグラフィックボードによって搭載されている映像出力端子は異なります。
DisplayPortが見つからない場合は、PCやグラフィックボードの製品仕様を確認してみましょう。
DisplayPortから音声も出せる?
DisplayPortは映像だけでなく音声も伝送できます。
モニターにスピーカーが搭載されているなど、音声を再生できる環境であればDisplayPort経由で音声を利用できる場合があります。
DisplayPortとHDMIを同時に使える?
グラフィックボードやPCが複数画面出力に対応していれば、DisplayPortとHDMIを同時に利用することもできます。
マルチモニター環境を作る場合は、グラフィックボードが対応する最大画面数なども確認しておくと安心です。
まとめ
ゲーミングPCのDisplayPortは、多くの場合PC背面のグラフィックボード部分にあります。
PC背面の上側にあるマザーボードにもDisplayPortが付いていることがありますが、グラフィックボード搭載PCでゲーム用モニターを接続するなら、基本的にはグラフィックボード側を確認しましょう。
DisplayPortが見つからない場合は、保護キャップやPCの製品仕様を確認してみてください。そもそもDisplayPortを搭載していないPCもあります。
また、DisplayPortで映らない場合も、接続場所やモニターの入力切替、ケーブル、Windowsの設定などをひとつずつ確認すると原因を絞り込みやすくなります。
144Hzや165Hz対応のゲーミングモニターを購入した場合は、接続しただけで安心せず、Windows側のリフレッシュレート設定も忘れずに確認しておきましょう。
難しそうに見えるゲーミングPCの端子ですが、「グラボ側のDisplayPortを探す」という基本を覚えておけば、初めてでも迷いにくくなります。

